【時代馬具 黒塗蒔絵螺鈿細工付鞍】
時代馬具 黒塗蒔絵螺鈿細工付鞍になります。
近日、出品予定です。
※こちらのサイトからご覧いただけます。
【鞍(くら)】
「鞍」とは、馬に乗って座るために、馬の背中に装着する道具のことです。
後述の鐙もこの鞍の一部に含まれていました。鞍と馬の間には「鞍下」(くらした:サドルクロスのこと)と呼ばれる敷物を敷きます。
鞍は、安定して馬に乗るために欠かせない道具です。
平安時代以降、鞍は「螺鈿」(らでん)、「沃懸地」(いかけじ)、「蒔絵」(まきえ)など用いて装飾されていきます。
螺鈿とは、貝殻を透明になるまで磨き上げ、貝殻の内側にある虹色に光る部分を用いて、細かく繊細な模様を表現する技法。沃懸地は、表面に漆(うるし)を塗って、金・銀を一部あるいは全体に蒔き、研ぎ出して金色・銀色に仕上げる技法のこと。
そして、蒔絵とは表面に漆で模様を描き、金・銀などを蒔いて固める技法です。このような装飾の鞍は、誰でも使用できるわけではありません。凝った装飾の鞍から簡素な鞍まで、官位に応じて用いられたとされています。
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